第93回全国高校野球選手権茨城大会 [平成23年7月]

Topics:二回戦で常総学院に敗退 [2011.07.16]

第93回選手権茨城大会二回戦は第一シードの強豪、常総学院戦。今大会優勝候補筆頭の常総学院相手にどこまで食い下がれるかが注目された一戦です。先発のエース近藤投手は一回戦とは異なり生命線であるコーナーへの制球に苦しみ初回から常総学院の猛攻をうけいきなり4点のビハインド。その後も鋭い振りで着々と得点を重ねられる一方、水戸一打線はいい当たりも相手野手正面をつく不運もあり常総学院守備陣を終始崩せません。一方的な展開となる試合展開のなか、それでも水戸一守備陣は外野手陣が際どい打球に喰らいつく執念のプレイで近藤投手を盛り立て5回表にはようやく相手打線を無失点に抑えます。しかし打線は常総学院の繰り出す投手リレーに完璧に押さえ込まれ遂にはゲームセットまで一人の走者を出すこともできず、圧倒的な力の差を見せ付けられて0−10で5回コールド負けとなりました。
大変残念な結果となりましたが相手打線に14安打の猛攻を浴びるも失策は0、守備陣は精一杯のプレイで点差以上に引き締まった試合となりました。思えば本年は3月の震災による練習中断、そのさなかに部長・監督がともに人事異動により替わるなど今年の現役チームにとってまさに激動の一年でした。そのような状況のなか住谷主将を中心にチームはひとつにまとまって懸命のプレイを見せてくれました。
スタンドではたくさんの皆様にご声援をいただき、誠にありがとうございました。現役チームの来年の更なる飛躍を期待しましょう。

二回戦:7月16日@水戸市営球場
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
常総学院 4 1 3 2 0         10
水戸一 0 0 0 0 0         0
(5回コールド)

Topics:一回戦・友部戦は5回コールド勝ち [07.09]

7月9日(土)水戸市営球場にて行われた一回戦・友部戦は、開会式直後のオープニングゲームとなりました。
開会式でのセレモニーや始球式、また参加102校の選手・応援団で溢れかえる水戸市民球場は、オープニングゲームならではの一種独特な雰囲気のなか始まります。
先攻の水戸一はセーフティバントにタイムリー、犠牲フライと効率のよい攻めでいきなり2点を先制します。守っては先発のエース近藤投手が相手打線を4回までわずか1安打に抑えるナイスピッチング。一方打線も足をからめた多彩な攻撃で小刻みに得点を重ねつつも、4回表には4番・木村(祐)選手が今大会第一号となる豪快な2ランホームランを右翼スタンドに叩き込むなど、投打に友部を圧倒。大会規定により5回コールド、10対0にて見事初戦を突破いたしました。
今大会より竹内監督・武士部長の新体制で臨む水戸一の夏は順調な船出となりましたが、二回戦は7月16日(土)第一試合、春県大会優勝・関東大会ベスト4で第一シード校の強豪・常総学院戦となります。

一回戦:7月9日@水戸市営球場
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
水戸一 2 1 3 4 0         10
友部 0 0 0 0 0         0
(5回コールド)